時制

英語の現在完了形と過去形、多くの人が知らないその意外な盲点とは?

過去に何か契約をした。ということを言いたい時、英語では2通りの言い方を言い方がある。

ということは、そこに何かの違いがあるからであり、「契約をした」という行為に、何かしらの影響を及ぼしているということを指します。あなたはその違いが何かわかるだろうか?

訳に惑わされていけない

では、最初に「現在完了形」を使った訳をしてみることにする。

We have signed a contract.

 

この文を(契約した。)と捉えるのは、あまりよろしくはない。まぁ、その理由を説明する前に、「過去形」を使った英文を見てみよう。

 

We signed a contract.

 

この文も、単に(契約をした)と捉えることもできるが、重要な部分を見逃してはいけないよ。

意味を捉えてみよう

  • We have signed a contract. は現在完了形を用いた文です。この文法の特徴は、過去での出来事が何かしらの形で、現在に対して影響を与えているということを指すことです。

つまり、契約を過去のある時点で行い、今現在もその契約を続けているという状態を指しているということです。

  • We signed a contract の場合は、意味は(契約をした)というよりかは、(契約をしていた)のほうが適切でしょう。
  • なぜかというと過去形は過去の出来事を端的に言うだけで、さらにその出来事による影響や結果が、現在に対して特に影響を与えていないことを指すことになってしまうからです。

ですから、

今も契約をしている場合は、We have signed a contract (契約をしているよ)、

契約を今はもうしていないが、過去に契約をした場合は、We signed a contract (契約をしていた)ということになります。

 

他の文でも考えてみよう。

例えば、

She has gone to Canada.という文。

これはもちろん、現在完了形を用いた文章。訳はさしあたり、「彼女はカナダに行ってしまった。」であろう。

彼女がカナダに行ったという過去の出来事が、現在に影響を与えているのです。

ではその影響とは何か?

それは、彼女がカナダに行ってしまって、そのまま帰って来ていないという影響です。この英文はいはば、

She went to Canada,and she has  not come back yet. (彼女はカナダに行き、まだ帰ってきていない)という文章を、短く言い換えたものなのです。

短い文章の中にも、割と情報は含まれているのです。

これが、She went to Canada だけだったら、情報として捉えられるのは『彼女がカナダに行った』という過去の情報だけで、現在にどのような影響を及ぼしているかは分かりません。

まとめ

  • 現在完了形は、現在に対する影響を意識している。
  • 過去形が意識しているものは、過去の一点のイベントだけです。

このことを意識してみると、表現がより豊かになるでしょう。

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