時制

英語にはあって、日本語には、実は◯◯◯が無いというおどろきの真実。

Before After (ビフォー・アフター)という言葉はよく見知ったものではと思いますが、

やはり日本語訳だけを覚えているのみで、意味や仕組み自体を理解しているわけではないのではと、感じるのです。

そこで今回は、こうした

時間に関する言葉を日本語からではなく、英語の仕組みを中心に見ていきましょう。

日本語にはアレが無い

あなたは、知っているだろうか?もしくは意識したことがあるだろうか?

実は日本語には、「」すなわち「時制」に対する文法が存在しないということ。

おかしいですよね・・・。時間というものは会話をする上でもとっても重要なモノなはずなのに。(では、どうやって会話しているのか・・・?)

しかし、英語にはこの「時制」という仕組みが存在し、その仕組がとてもキレイに出来すぎているのです。

訳を見てみよう

Before I went to Beijing, I studied Chinese.

(北京に行く前に、中国語を勉強しておいた。

Before I go to Beijing, I am going to study Chinese.

(北京に行く前に、中国を勉強する予定である。)

 

 

うん?何故だろう?

I (私)の次の言葉が、went,goと同じではないのに、どうして訳が一緒になっているのだろうか・・・。

時間など、どうでもよい

実は、日本語は「時」自体を意識することがほとんど無く、むしろ「相」のことを気にしてしまう言語なのです。

相とは・・・

行動と状態の完了の程度のこと。

Before I go であろうが、Before I went だろうが、Before I had gone であろうが、Before I will have gone であろうが、日本語の前では決まった言い方しかしないのです。

「前」には「いく」、「後」には「いった」という感じで、

  • 「前」だったら、行動の「時」はどうでもよく、始まらない状態だと決まっている。
  • 「後」であれば、もう終わった状態をいっていると決まっている。   

というわけです。

英語は英語で、日本語は日本語で

ここでは、英語のルールを日本語に持ち込むと如何に意味がわからなくなるか説明していこう。

After the storm had passed, all was quiet. これを訳すと、

(嵐が過ぎ去った後、全てが静かであった。) うん。これは理解できますね。

では、

After the storm passes, all will be quiet. これを英語のルールに則って訳すと

(嵐が過ぎ去る後、全てが静かになるだろう。)

という風になります。

「過ぎ去る後」だと ? だと感じます。一瞬意味がわからなくなるかもしれません。なにせ日本語に英語のルールを持ち込んでいるのですから。

まとめ

  • 英語は、「時制」
  • 日本語は、「相」
  • 英語は英語のルールに基づいて考えよう。日本語も日本語のルールで考えてみよう。

 

-時制

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