「色」。
私たちは、「色」なくしては生きてはいません。あらゆるものに「色」があり、「無色」といわれるものも、白色や無彩色と言われたりしてします。
今回は、そんな「色」をフランス語でどのように表現できるのか紹介していきたいと思います。
メジャーな色だけではなく、マイナーな色も紹介していきます。
目次
基本色
「赤」
rouge 「ルージュ」と読みます。プリキュアにも「キュアルージュ」なんて人がいたことを思い出しますねぇ。
「青」
bleu「ブルー」と読みます。英語の「blue」とあまり大差はありません。
「白」
blanc「ブロン」と読みます。
「黄」
jaune「ジュヌ」と読みます。
「緑」
vert「ヴェル」と読みますね。
黄=jaune ? 緑=vert ?
少し余談ですが、この「jaune」や「vert」は、
日本語での「緑」や「黄」にピッタリ当てはまるわけではないのです。
日本とフランス語、また他の国では「色」に対する考え方、認識には大きな違いがあるといっても過言ではありません。
それについては、他に記事で紹介します。
「ピンク」
rose「ローズ」と発音できます。
「灰」
gris「グリ」と読むことができます。
「黒」
noir「ノワール」と発音されます。この言葉は日本でもよく使われています。
ウルトラマンシリーズには、ウルトラマンダークオーブノワールブラックシュバルツというウルトラマンが登場します。
ノワール(フランス語で黒)、ブラック(英語で黒)、シュバルツ(ドイツ語で黒)黒という単語を覚えるにはもってこいのウルトラマンですね・・・!。
「茶」
brun「ブラン」
英語の「brown(ブラウン)」と似ていますね。
「紫」
violet「ヴィオレ」
「透明」(無色)
transparent「トロンスペアロン」
「赤系
炎の赤
rouge feu
「ルージュ・フゥ」と発音できます。
基本的にフランス語は、モノや概念の特徴を表す言葉を表すときに、形容詞を後ろに置くという特徴があります。
この場合も、「赤・炎」という感じで後ろに「feu」がついています。
バーガンディ
Rouge bourgogne
「ルージュ・ブルゴーニュ」と発音できます。
「bourgogne」は「ブルゴーニュ」という風に訳せることができ、「赤とくにバーガンディ」という具合でしょう。
緑系
翡翠
Vert jade
「ヴェル・ジェイド」と発音できます。
アボカド
Vert avocat
「ヴェル・アヴォカ」と発音できます。
アップルグリーン
Vert pomme
「ヴェル・ポム」と発音できます。「緑・リンゴ」という文字通りの意味です。
ターコイズグリーン
Vert turquoise
「ヴェル・トゥルクワズ」と発音できます。
ホウレンソウ
Vert épinard
「ヴェル・エピナル」と発音できますね。
アスパラガス
Asperge
「アスペルジュ」と発音できます。
ネギ
Prasin
「プレザン」に近い発音です。
英語では、ネギ色に相当する浅葱色(あさぎいろ)は「pale-blue green」という風に訳されます。フランス語ではそのまま「Prasin」とネギを表す言葉がそのまま使われているのが良いですね。わかりやすい。
苔
Vert lichen
「ヴェル・リケン」と発音されます。

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青系
藍色
indigo
「アンディゴ」と発音できます。英語の場合とほとんど同じですね。発音は少しばかり違いますが・・・。
blue foncé
「ブル・フォンス」と発音できます。「ダークブルー」という風にも訳されますね。
空色
Azur
「アズール」と発音できます。アズールレーンという作品の名前に使われていますね。
ナイトブルー
Blue nuit
「ブル・ニュイ」と発音できます。「青・夜」という文字通りの意味です。
ナス 色
Aubergine
「ウーベルジヌ」と発音できます。これも「ナス」という言葉そのままです。
ワインのおり色
Lie de vin
「リウ・ドゥ・ヴァン」と発音できます。「澱(おり)・~の・ワイン」という組み合わせです。
ちなみに「澱(おり)」とは、液体の底にある沈殿物のことです、「かす」とも言います。
ローズと紫の混色
Violine
「ヴィオリーヌ」と発音できます。
ダークマゼンタ
Magenta foncé
「マジェンタ・フォンス」と発音できます。
白系
ミルク
Blanc de lait
「ブラン・ドゥ・レ」と発音できます。
月白
Blanc lunaire
「ブラン・ルネール」と発音できます。「白」に「月(lune)」が組み合わさって出来ている言葉です。
スペインホワイト
Blanc d'Espagne
「ブラン・デスパーニュ」と発音できます。「Blanc de Espagne」が省略されたものです。
まとめ
様々な色を紹介してきました。なかなかお目にかかることの無い色もありましたね。
でも日本語にはもっと沢山の色がありますから、外国語での相当表現をまた紹介していきたいです。