冠詞

「a」、「an」の意味を「一つの」とほとんどの人が勘違いしているワケとは?

英語・・・。それは現代の時代において必須されている言語。それは、日本人にとっての理解し難いと考えられると代物。

そしてその英語の中の「冠詞」。未だに多くの学習者が、その使い方を理解できておらず、もう何となく名詞の前につけておけばイイんじゃないか?とさえ思われている悪魔の代物

何・・・?「a」や「an」を「一つの」と信じ切っている輩がいるだって!?ならば仕方がありません。そんな迷っている(可能性のある)子羊に、導きを。

「一人、一つ」だけでは不十分です。

こんな英文を例にしてみましょう。

Singing a song of love love, a man walked through a field of corn.

(失恋の歌を歌いながら、一人の男が、トウモロコシ畑を歩いていた。)

「一人」って書いてあるじゃないか! まぁ、そうですが。ここで重要なのは、訳を一人としているという点では無く、意味も単に「一人」としてしか捉えることが出来ない人が多くいるかもしれないという点です。

a の意味的カテゴリー

意味を考えるには、aの意味的カテゴリーを考える必要があるのです。

「意味的カテゴリーってなんだよ・・・」と感じる方も、その単語自体は気にせずに、とりあえず読んでいきましょう。

a=「共通単位性を持つもののグループの中から、一つの、一人の」

です。

先に紹介した、「Singing a song of lost love, a man walked through a field of corn.」という文。

aがついているということは、何かしらの共通単位性をもっているということです。

つまり、songの場合は、「何かしらの共通性を持った歌のグループの中から、一つの歌。」love も manも同じ様な感じですね。

a songとsongの違い

共通単位性を持つということは、何かしらの「形」を持っているということです。

なにかしらの形をもっているからこそ、aという冠詞がつき、「一つの」というふうに訳すことができるわけなのです。

すこし、話を脱線しますが、冠詞は名詞につくものではありません。これは他の記事で説明しているので、是非御覧ください。

a songという言葉は、「始まりと終わりがある韻文」という形を持っています。

形という「単位」、「単位制」を持っているわけなのですよ。一方songの場合は、aという冠詞につけられていません。このsongは「単位性」もっておらず、歌という芸術もしくは、歌うこと自体を指すわけなのです。

 

人類と男

別に壮大な話をしようとしているわけではありませんよ。a man とmanの違いについてです。上記の通り、a man の場合は「一人の男性」という訳になります。すべての男性の中の一人というニュアンスを含んでいるのです。

manだけの場合は、aがついていない分、具体的な形をもっていませんから、特定の男性一人を指すわけではありません。知っているひとは多いかもしれませんが、「人類」という訳になります。

 

 

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